小林ミドリ 竹籠店

小林ミドリ竹籠店


プロフィール 小林ミドリ(竹細工作家)
黄綬褒章受章
日本民芸協団最優秀賞3年連続受賞(1978-1980)
新潟県知事賞受賞

大正3年:12月10日、新潟県北蒲原群笹神村大字今板において生まれる。
大正13年:当時10歳の頃より父母(生粋の竹籠職人)の教えを受けて竹籠作りを始める。
昭和47年:11月日本民芸公募展に初めて出品して最優秀賞を受賞する。
この頃から今板の竹籠は生活必需品から価値観が変わり、繊細で美しい民芸品として次第に世の脚光を浴びるようになる。
昭和50年:11月産業振興の功績により笹神村長より表彰される。
昭和51年:11月日本民芸公募展にて二度目の最優秀賞を受賞する。
昭和53年:この年より昭和55年の3年間連続して日本民芸公募展の「最優秀賞」を受賞する。
昭和57年:笹神村のゴズ温泉郷ゆかりの竹久夢二がデザインした画からヒントを得て独創的な竹籠を作り上げる。名付けて「夢二籠」である。
その後この「夢二籠」は大変なブームを呼び、生産が間に合わないほ注文が殺到する。
同年6月五十有余年間竹細工の優れた技術を認められ社団法人日本民芸協団理事長より表彰を受ける。
同年11月卓越した技術者として「新潟県知事賞」を受賞する。
昭和59年:11月14日、日本総理府より永年の功績を認められ宮内庁において「黄綬褒章」を受賞し現在に至る。


新潟県阿賀野市今板地区(旧笹神村)は良質な竹に恵まれ、昔から竹籠作りが盛んだった地域。
生活用品だった竹籠を独創的なデザインで美しく仕上げる技が認められ日本民芸公募展最優秀賞、新潟県知事賞黄綬褒章など数々の受賞歴をもつ小林ミドリ竹籠店の工房は、今板温泉の近くにあります。
現在も長女の曽我美代子と次女の山本幸子が母である小林ミドリの技術を継承し竹籠をお編み続けています。
小指ほどの太さの竹をナタで四つに割り乾燥させ、それを一晩水につけて剥いだ皮を編み製品へと仕上げていきます、小林ミドリ竹籠店は、これからも伝統的な技術と新しい発想からうまれる製品を作り続け伝統技術の継承と現代社会にマッチした新しいモノづくりを発信してまいります。

小林ミドリ竹籠店


軽くて耐久性に優れたしなやかな竹籠は100年使えると言われており製造時は青みがかった色の竹が、時間が経過すると味わいのある茶褐色に変化していきます。
竹には「抗菌性・消臭性・通気性」があり、水切り籠やお弁当箱など、食品や食器、衣類を清潔に保つ事ができ、1日に1メートル成長する事もある竹は、切ってもすぐに生えてくる環境に優しいエコ素材です。
和を感じられるインテリア収納として、末永く毎日使って頂きたい製品です。

小林ミドリ竹籠店


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